中古のノートパソコンの購入をご検討されている方へ。筆者は、3年前に中古でノートパソコンを購入。業務用に使っていましたが、あまりに快適なので、今年は自宅用に2台目を購入しました。
この記事では、一般論に、経験者からの視点を加えて、中古ノートパソコンがオススメな理由をお伝えします。
中古ノートパソコンがオススメな3つの理由
待望のノートパソコンが届きました。
— haruka🌺 (@oubaitouri819) December 15, 2019
中古ですがとても綺麗です。傷も有りません。
やはり富士通は使い易くて好きです。
娘がパソコンを使っているので、まだwifiに接続していません。
明日ワイヤレスマウスが届くので今日中に接続します。
これからは Excelで家計簿が作れます😅 pic.twitter.com/4HthH3Ze8l
まず、一般論として、中古ノートパソコンがオススメな理由として、大きく次の3つが挙げられます。
1 企業・官公庁向け払い下げ品は堅実で安全
企業向けや官公庁向けは、余分なソフトが入っていなく、その分動作負担も少なくなっています。
主に文書作成にしか使っていないので。劣化も少ないのではないでしょうか。
ただし、パナソニックの「Let's note(レッツノート)」に関しては、新聞記者などモバイルユースが中心であるため損傷・摩耗具合が気になります。
★ただし、即売会には気をつけろ!
新聞折込チラシやポスティングチラシで「官公庁払下げPC即売会」というのがあります。チラシや会場代がかかっているのかもしれませんが、低スペックで割高なものが多いです。
官公庁で不要になったノートパソコン
— KANEKO HIDEKI (@Lookdisaster) December 21, 2019
性能や容量を見るとよろしく無い上に値段が高い。
僕にとって行くのに迷う。
官公庁の不要なったパソコンが性能が善くても中古で
何でこんなに高い?摩訶不思議です。 pic.twitter.com/cRpCJB847o
2 初期不良が少ない
実際に業務に使われていた機器ですから、初期不良は既に解消されており、快調に動いていたマシンだということができます。
3 価格が驚異的に安い
企業等の払い下げ品などは、一度に大量に発生しますから、個人からの下取りよりも破格で取引されているのだと思われます。
そのような払い下げ品では、部品を新品に付け替えて売ったとしても十分な利益が得られるのでしょう。
そして、近年では、中古品も価格競争が激しくなり、優良品が破格で販売されていることも珍しくありません。
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中古ノートパソコン否定派への反論
ネット検索をすると、「中古パソコンは避けるべき」とか「中古PCのデメリット」、「中古パソコンは危険」などと声高に中古パソコンに否定的な記事がたくさん引っかかってきます。
本当にそうでしょうか。オークションなど個人売買の場合は確かにそうかもしれません。しかし、ちゃんとしたショップで購入した場合、次の3つの理由から、中古品がいかにお得かがわかります。
ハードディスク・SSDは新品で安心
真っ先にハードディスクの劣化を指摘する意見があります。ハードディスクの寿命は5年とされており、中古品はいつ壊れてもおかしくないと指摘されています。
しかし、中古品には、ハードディスクまたはSSDを格安で新品に交換しているものが多く売られています。
そのような商品を購入することで、この指摘に対する心配は解消されます。
自宅派ならバッテリー消耗は問題なし
ノートパソコンのバッテリーの消耗についても、自宅等でAC電源を使用する場合だと、何も問題になりません。外出先で使うことが多い人は、バッテリー交換済みの中古品を選びましょう。
AC電源を使うことを前提にすれば、バッテリーが消耗している分、値引きが大きいと考えれば、自分が使わない機能で値引きされているのですから、お得感が高まりますね。
品質差以上に圧倒的に価格が安い
何より、新品だと15万円~20万円もするノートパソコンが、数年落ちの中古だと5万円以内で購入できるのです。
自動車に例えれば分かりますよね?「新車」と「中古車」では、実際の性能や品質以上に、価格の差が大きいのです。
8万円のノートパソコン、とてもコストパフォーマンスがいいけど、
— 寂寞の旅 (@sekibakunotabi) September 24, 2018
結局2万円のそこそこ高性能中古ノートパソコンを購入した。2年は余裕で使えると思う。8万円のパソコンを8年間使うことは、想像しにくいし。
中古ノートパソコン購入で超大満足な体験談
10年前に新品で東芝のノートパソコンを15万円で買った際には、不要なソフトがわんさかインストールされていて、最初からメモリを食っていました。初期状態でもバッテリーは消耗していて1時間くらいしか持ちませんでした。
その苦い経験から、ずっとMAC派だった筆者は、高額な金額を払ってWindowsPCを購入するのは、どうも割に合わないな、と感じていました。
その東芝のノートパソコンもついに頻繁にフリーズするようになり、新しいパソコンが必要になってきました。
とはいえ、新品を購入する予算など無く、冒険のつもりで中古のノートパソコンを購入してみたのです。
するとどうでしょう!あまりの品質の良さにびっくり!不要なソフトも入っておらず、快適に動きます。
筆者が超大満足した中古ノートパソコン購入履歴
筆者は、1台目の中古ノートパソコンを2017年12月に、2代目の中古ノートパソコンを2019年12月に購入しています。
探していた際の予算は、5万円以内。用途は主に文書作成、ブログ編集、SNS投稿、軽めの動画編集などです。
AC電源がある場所で使用するので、バッテリーの消耗は気にしませんでした。
メーカーは、富士通かNEC、あるいはLENOVOを探しました。
最終的に、国内製メーカーサポート満足度ランキング2位、国内メーカー故障耐久率ランキング1位の「富士通」に落ち着きました。
【参考】メーカー別パソコン故障率ランキング2016―利用者3万人に調査―
1台目の購入/2017年12月
●富士通LIFEBOOK A572/15.6型ワイド液晶
OS Windows10
メモリ 第3世代 Core i5-3220M(2.6GHz) /大容量メモリ8GB
SSD 新品120GB
ディスプレイ 15.6型ワイド
その他 テンキー/DVD-ROM /Office_WPS2017 /無線LAN
商品単価 41,000円 (税別)
主に業務で使用しています。画像の加工、動画の編集もこなしています。動画編集は重たい作業をすると動作が若干鈍くなることがあるようですが、気になるほどではありません。
2台目の購入/2019年12月
●富士通LIFEBOOK A574/H/15.6型ワイド液晶
OS Windows10
メモリ 第四世代 Corei5-4300M(2.6GHz) /大容量メモリ16GB
SSD 新品512GB
その他 テンキー/DVDマルチ/Office_WPS2017 /無線LAN
商品単価 39,999円 (税込)
自宅用です。主にブログ編集に使います。驚くほど速いので、動画編集にも使おうかと思っています。
失敗しない中古ノートパソコン購入の秘訣
企業・官公庁の払い下げ品を狙う
やはり、企業や官公庁などからの払い下げではないかと思われる商品を選ぶのがおススメです。これらは、多く普及している商品で、シンプルなデザインで、黒色が普通かと思われます。
払下げ品をどうやって見分けるかですが、それは、同じ商品で同じスペックの商品を大量の在庫で販売しているかどうかを見ることです。
1点ものの商品の場合は個人買取であることが推測されます。そのような商品は避けた方が良いでしょう。
筆者のように、富士通やNEC、Lenovoで探すと、見つけやすいと思います。
メモリは最低でも8GB
中古品でも動きが早ければ満足度も高くなります。4GBのモデルでしたら購入時に8GBまで増設してもらうとよいでしょう。多くのショップでは、メモリ増設を格安でオプション選択することができます。
【関連記事】
SSD新品交換モデルを狙おう
大切なデータを扱う保存媒体は、新品に交換してもらいましょう。多くのショップでは格安で新品交換オプションが選択できます。また、最初から新品交換モデルを選んでもよいです。HDD(ハードディスク)に比べて振動に強く寿命が長く起動が早いSSD搭載モデルが断然おすすめです。使い始めたときの満足感が違います。
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