この記事では、「コンビニ弁当の詰め替えアレンジ」により、美味しさに変化があるかどうかを検証してみました。
・インスタグラムの投稿より
コンビニ弁当はいつでもどこでも便利ですが、間に合わせ的なイメージが強く、食事としてはジャンクフード的な扱いをされることも多いかと思います。
しかし、最近では、栄養バランスをウリにした商品も多く、決してバカにはできません。
クックパッドなどネット上には、コンビニ詰め替えアレンジのレシピなどが多く見受けられます。
詰め替えて、マイナスイメージを払拭できさえすれば、立派な食事として成立するんだ、と言わんばかりです。
実際に食べたときの印象は変わるのでしょうか。満足度としてどのようなレベルでとらえたら良いのか・・・これは実践してみるしかありません。
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コンビニ弁当詰め替えアレンジを実践
1.まずは、コンビニ弁当を購入
まずは、セブンイレブンで弁当を購入します。栄養バランスが丁寧な自炊生活に近くなるように、ヘルシー志向の弁当を選択しました。
「鶏五目ごはん幕の内」は、税込み550円、熱量は486kcal。食物繊維4.1g、食塩相当量3.5g。
「根菜たっぷり10品目の生姜スープ」は、税込み321円、熱量141kcalです。
食物繊維4.0g、食塩相当量1.9g。
2.別皿に移す
これらの購入品を別皿に移してみましょう。
おお!別皿に移しただけで見栄えが全然違いますね。麦茶を添えて写真を撮ってみました。
【今回の食事のスペック】
価格 550円+321円=871円(税込み)
熱量 486kcal+141kcal=627kcal
食物繊維 4.1g+4.0g=8.1g
食塩相当量 3.5g+1.9g=5.4g
※食物繊維の1日の摂取目標 男性20g以上、女性18g以上
※塩分の1日の摂取基準 男性8g未満、女性7g未満
3 食べてみた
当然、器に移したら美味しくなるかな、と思ったのですが、全く逆の結果でした。
普通の器に入っているのに、コンビニ弁当の味!というのが正直な感想です。スープについてはなおさらです。これなら、パッと味噌汁くらい自分で作った方が早いし美味しい。
つまり、コンビニ弁当は、「コンビニ弁当だから、そんなに期待していない」という心理が出発点なので、そこそこの味でも満足できるのです。
なので、コンビニ弁当は、器を移さずに、コンビニ弁当の雰囲気のままで食べた方が幸せであることが分かりました。
検証結果
検証/コンビニ弁当の詰め替えアレンジは美味しく感じられるか?
結論/かえって不味くなる。コンビニ弁当はコンビニ弁当の雰囲気のままで食べた方が美味しく感じられる。
理由/コンビニ弁当は、「コンビニ弁当だからそんなに期待していない」という心理がベースにあるので、コンビニ弁当の外観である限り、そこそこ美味しい。しかし、器を変えて見栄えをよくすると、この器だから美味しいだろうという期待感があるだけに、逆に味の評価が下がってしまう。
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