「超絶美肌ケア!1か月で20代の肌に!」飛びついた記事を読み進むと、結局サプリの広告だったことはありませんか。
この記事もそうでした。
マツコも驚く美人すぎる女医の年齢肌ケアが話題!40歳なのに見た目20代の秘密とは – Emilie
この記事では、前半のまとめとして、
「コラーゲンは外から肌には補給されない。体内でコラーゲンを作ることが肝要であり、そのコラーゲン生成に必要な必須アミノ酸と成長因子を豊富に含む「プラセンタ」を体内に多く取り入れることが欠かせない」
としています。
そして、結論として「プラセンタ」を効率よく摂取するには、このサプリがありますよ。と商品のPRにつなげているのです。
世の中、結局そういうことなのか・・・庶民にとっては落胆することしきり。
美肌成分「プラセンタ」が高額な訳
ここで、前述で登場した聞きなれない成分「プラセンタ」とは何なのか調べてみました。
「プラセンタ」を解説しているスノーデン株式会社のページでは、「古代エジプトの女王クレオパ トラも若さを保つために愛用したと伝えらている」とか「プラセンタは多くの研究者によって信じがたいほどの効果が確認されている」などと、力説していますが、その正体は、「胎盤」なのだそうです。
この会社では、健康な豚・馬から収集した満期胎盤を国内でエキス化しているのだそうです。
豚や馬の分娩があるごとに契約酪農家に出向き胎盤を回収、冷凍輸送して加工処理に回されているようです。
これは、大量に確保するのが難しそうですから、高額になるわけですよね。
そもそも「プラセンタ」サプリは効果あるの?
Wikipedia「プラセンタ」によると、更年期障害や慢性肝炎などの治療薬としても使われていますが、経口投与のサプリメントの中には効果が期待できないばかりか健康被害の報告がある製品もある。と説明されています。
経口摂取ではペプチドホルモン、酵素、成長因子、サイトカインは消化管で分解されてしまうとされていることなどから、その効果には懐疑的な意見が多いようです。
なるほど、それではやはり、病院やクリニックに行って注射してもらわなくてはいけないのですね。
しかし、美容外科の領域でのプラセンタの使用は、日本では診療報酬として認可されておらず、全額自費治療(自由診療扱い)となるのです。
やはり、美肌への道は厳しく、お金持ちだけに許された特権なのでしょうか。
スポンサーリンク
庶民は女医さんに学べ
庶民にとって美肌のためにできることといえば、食事や生活習慣を心がけること。
むしろ、このことこそが、健康的に美肌を実現させる一番の近道かもしれません。
皆さんは、病院にかかったときに、女性のお医者さんのハツラツとした姿が印象に残ったことはありませんか。
超激務の医師の仕事では、さぞかし疲れ果てた顔をしているのでは・・・と思いきや、多くの女医さんはオシャレとは言わないまでも、素顔に近い薄化粧でハツラツとして見えます。
体の機能を知り尽くした医師だからこそ、気を付けている食習慣や生活習慣があります。
複数の情報源をめとめると次のようなことが分かりました。
【女医さんに学ぶキレイの秘訣】
・発酵食品を意識して食べる
腸内環境が良くなると免疫力が高まります。
・ジャンクフードは控えめに
添加物の多いインスタント食品やスナック菓子は要注意
・魚を意識して食べる
外食は肉料理が多いから自宅では魚を
・1日3食バランス良い食事
豆類・海藻類・キノコ・魚・・・和食系が良いみたい
・寝る前3時間は食べない
胃に食べものが残ると良い睡眠ができません
・睡眠時間を確保する
体は寝ている間に修復されるのです
他の動物の胎盤まで使って作ったサプリで人工的な美を求めるより、健康的に内側からキレイになった方が素敵だと思いませんか?
スポンサーリンク
【参考】
【参考】
【参考】