北方領土の国後島に建設された宿泊施設である「ムネオハウス」という呼び名について、それは誤りであり、「ムネオダーチャ」が正しいのではないかというウワサを確かめてみました。
「ムネオハウス」とは
元衆議院議員で新党大地の代表である鈴木宗男氏の周辺の利権疑惑が絡んだ「ムネオハウス」は、北方領土の国後島に建設された2階プレハブ建ての緊急避難所兼宿泊施設。
北方四島交流で国後島と択捉島に行って来ました! 画像は国後島の“友好の家”で鈴木宗男先生と!
— 清水基嗣MototsuguShimizu (@octopus9ball) 2018年8月1日
では!東京に戻ります!「シークレットオアシス」は19時頃オープン予定! #北方領土 #調布 #bar #シークレットオアシス pic.twitter.com/dG9T4TK1lx
日本共産党の前衆議院議員・佐々木憲昭氏が鈴木宗男の影響力が大きいことを表現するために「現地では『ムネオハウス』と呼ばれている」と国会で発言したことで、俗称「ムネオハウス」という名称が有名となりました。
その後、2002年に、インターネット掲示板の2ちゃんねるのスレッドで、ハウスミュージックと掛けたダジャレとして扱われたことに端を発し、その後様々な人によって、鈴木宗男氏の国会答弁の声をサンプリングしたハウスミュージックなどがFalshムービーなどに編集されてネット上で広まりました。
札幌市や東京都内で開催されたムネオハウスのクラブイベントには「MCムネオ」として鈴木宗男本人も参加して話題となったこともありました。
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ロシア語では「ムネオダーチャ」が正しかった
すっかり有名となった「ムネオハウス」ですが、鈴木宗男氏によると「ロシア人が英語しゃべりますか?!ムネオハウスなんてありませんよ!ロシア人が言うならムネオドーム、ムネオダーチャだ」と反論しています。
「平成14年の宗男バッシングに際しては『ムネオハウス』などと報道されましたが、ロシア人は英語を話しませんから、ロシア人が使うとすれば『ムネオドーム』とか『ムネオダーチャ』でないとおかしい。そんなことはすぐにわかることです。」 引用ビジネスジャーナル
疑惑の否定ではなく、「おい!ソコかい?!」と突っ込みを入れたくなりますが、「ムネオハウス」が、もし「ムネオダーチャ」だとしたら、2002年からの「ムネオハウスブーム」は何だったのでしょう。
「ハウス」と「ハウスミュージック」を掛けたつもりが、根底から覆されてしまっては、数多くのクリエイターたちは無念でありましょう。