昨年から歪み始めているのではと、決壊の危険性が指摘されている中国の三狭ダム。
この上流で土砂崩れが発生しているとの動画が2020年2月23日にツイートされ、この影響で、三狭ダムの決壊が間近に迫っているのでは？と危惧されています。
決壊すると1000人以上が犠牲に！
世界最大級の三狭ダムが決壊すると、流域で1000人以上の犠牲者が発生するとも言われ、世界的な大惨事なることは間違いありません。
手抜き工事を隠蔽しようとしているともいわれる中国政府はいったい何をしているのでしょう？
多くの人命が危機にさらされている今、国際社会は黙っていて良いのでしょうか。
コンクリート製のダムが歪んでいる！！！
2019年7月Google Earthがとらえた歪み写真(2018年撮影） 中国湖北省宜昌市にある世界最大級の三狭ダムが歪み始めたと話題になったのは、2019年7月頃。
Google Earthで撮影された衛生写真では、それまでになかった“しなり”が写っていたのです。
＜Youtube動画＞
二転三転する中国政府の説明
2019年7月4日、中国政府は、これを否定しましたが、2日後には歪みを認め、なんと「その歪みは設計の予測の範囲内だ」と言ってのけたのです。
しかし、その2週間後の7月20日には、「Googleアースの画像がおかしいのであって、実際に歪みはない」と再び否定。
この一貫性のない説明がよけいに疑惑を大きくさせる結果となりました。
その一方で、周辺での観光での立ち入りを規制したりするなど、政府はダムの危険性を認識しているのでは、と思われています。
＜Youtube動画＞
ダムが決壊の危機的状況か！上流で地滑り
2020年3月23日独立系経済学者を名乗る冷山氏が動画とともにツイートした内容が衝撃的でした。
中国語を翻訳すると次のようになります。
「三峡ダム上流の大規模な地滑り？このミレニアムの惨劇の押しのけは激化しており、ダムはこの2年で壊れる可能性が非常に高いです！しかし、もしそうであれば、武漢、南京、上海は再び悲しむでしょう！」
つまり、既に歪みが生じて危険な状態にある三狭ダムの上流で大規模な地滑りがあり、これらが流されて三狭ダムに負荷をかけると、いよいよ危惧されているダム決壊につながるのではないかと警告しているのです。
三峡大坝上游大面积山体滑坡？这个千年大祸害位移加剧，极可能在这两年溃坝！只是果真如此，武汉、南京、上海又要悲催了！pic.twitter.com/bVvWyedio8
— 冷山时评 (@goodrick8964) March 22, 2020
この動画の真偽については不明ですが、もし本当だとしたら世界にも希を見る大惨事となることは間違いありません。 中国政府よ！目を覚ませ！
