近年、1985年10月から続く長寿番組「アッコにおまかせ」(TBS系)の放送打ち切り説が出ては消えを繰り返しています。
2016年紅白歌合戦に落選
和田アキ子さんの番組降板説は、和田さんがNHKの紅白歌合戦の出演に落選した2016年以降からより強く言われるようになったようです。
紅白落選以前、NHKには「もう紅白には出て欲しくない」と和田さんの出場を疑問視する視聴者の声が多く寄せられていました。
当時、紅白落選が報道されると、ネットには落選を歓迎するコメントで溢れかえっていたといいます。
かつては衣着せぬ物言いが人気だったのかもしれませんが、芸能界のご意見番的なポジションを長く続けるうちに、的外れな批判発言や配慮に欠ける言動が目立ち、好感度が低下していったのでしょう。
次に、どのような言動が好感度の低下につながっていったのか見ていきます。
和田アキ子暴言事件簿(ごく一部です)
川島なおみ訃報スルー事件
2015年9月に胆管がんで亡くなった川島なお美さん(享年54)の訃報が番組内の「おまかせニュースランキング」で1位だったにもかかわらず、お悔やみの言葉のひとつもなく、これをスルーしたことが話題になりました。
また、イベントに出演した生前の川島さんが、病気のために激ヤセし痛々しい姿を見せた際には、「あんなドレスを着てこなきゃいいのに」と、体形が目立つ衣装で登場したことを批判しました。
周りの出演者がフォローしているのにもかかわらず、「あの鎖骨が・・・」と何度も言うので、スタジオはドン引きだったといいます。
かつて、犬嫌いの和田さんが居る現場に、大の犬好きの川島さんが犬を連れてきたことがあり、それが発端となって不仲になったといわれています。
それにしても闘病中や訃報に際しては、少しは思いやりの気持ちを持っていただきたいですね。
情報元:週刊現代
出演者への罵倒事件
2019年12月8日放送の「アッコにおまかせ」において、出演者に暴言事件 眞子さまと小室圭さんの結婚について言及した話題を取り上げた際のこと。
和田さんが持論を主張している際に、法的な観点から補足説明するために出演していた弁護士がフォローしようと発言したとたん、和田さんは弁護士の方に対し「聞けよ!」と激しく注意したのです。
和田さんの激しい発言に弁護士は思わず「すみません」と謝ったそうです。
CMを挟んだあと、和田さんは弁護士に対して「失礼いたしました」と謝罪の言葉を口したとか。周囲に促されたのでは、とも言われています。
情報元:日刊大衆
又吉直樹の芥川賞に首を傾げた事件
2015年7月19日放送「アッコにおまかせ」にて、お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞した話題に及んだときのことです。
又吉さんに対する芸能界からのお祝いのコメントが次々と紹介される中、和田さんは「みなさん『純文学を感じた』というが、何も感じなかった」と首を傾げながら発言し、この受賞に納得のいかないそぶりを見せたということなのです。
この発言に対し視聴者からは「どうして普通におめでとうと言えないんだろう」と批判が相次いだといいます。
宇多田ヒカル出産をプロモーションか?と揶揄
2015年7月に第一子を出産した歌手の宇多田ヒカルさん。そして約6年ぶりに活動を再開したニュースが流れました。
ファンの期待感が高まる中和田さんはとても冷たい反応でした。
2015年7月5日放送の「アッコにおまかせ」では、宇多田さんの出産について「やっぱり新曲のあれかね、プロモーション?」と皮肉ったとか。
新曲のプロモーションをしたいから妊娠の報告をせずに、新曲の発表タイミングを出産に合わせたのではないかと勘繰ったのです。
当然、「なぜおめでとうと言えないのか」「宇多田ヒカルはそんなプロモーションしなくても売れる」と大炎上したそうです。
Youtube動画「和田アキ子の暴言、パワハラにクレーム!!被害芸能人特集!!」
【参考サイト】【不人気?】和田アキ子の暴言がヤバイ!? 暴言&言動まとめ5選
広がる和田降ろしの空気
さて、前述のNHK紅白歌合戦の降板以降、和田さん降ろしの空気は民報にも広がりました。
<下記は2016年12月の報道より>
2016年の紅白落選発表以降、「紅白落選の流れに乗ってアッコにおまかせを終わらせたい」とするTBS内部の動きが週刊誌報道などから漏れ聞こえてきました。
視聴者からの批判に加え、スタッフに対しても横暴な言動を行うことから、放送局内にも和田降ろしの空気が蔓延したというのです。
しかし、2020年の今も番組が続いていることから、見方を変えると、これも話題作りなのかと考えられなくもありません。
とはいえ、たとえマスコミ側が意図した話題づくりだったとしても、和田さんにとってみれば、明らかなイメージダウンであることから、自らを律さない限り、この流れは止まらないでしょう。
もう、アッコにおまかせできない?
ネットメディア「リアルライブ」では、2019年08月18日の記事で、打ち切りが近いテレビ番組について、「アッコにおまかせ」(TBS系)が筆頭であろうと紹介しています。 幸い、この時の秋の番組改編では生き残ったものの、不安要素は増すばかりです。
視聴率は健闘しているが、アッコの的外れな芸能コメントが毎回物議となっている。 引用/リアルライブ
この記事では、業界関係者の話として次のような見方を紹介しています。
「アッコさんのコメントが見当違いならば、まだ許容範囲内とはいえますが、この番組はワイドショー的なトピックをバラエティ的に処理する。2018年9月に発生した北海道地震後のお悔やみの言葉が心がこもっていないと問題になりましたし、闇営業問題を受けて雨上がり決死隊の宮迫博之が開いた会見でレポーターが場違いな質問をぶつけるなど、センシティブなトピックと相性が悪くなりつつあるのは確かでしょう」(業界関係者) 引用/リアルライブ
この宮迫さんのくだりは、お笑い芸人の闇営業問題にかかる記者会見の席で番組ディレクターが「アッコにおまかせです」と名乗り失礼な質問をした事件のことです。
これに対し和田さんは、生放送中に、番組スタッフを生放送の中でブチ切れて叱責したことがありました。
最後には「申し訳ありませんでした」と自ら頭を下げたものの、明らかに順番が間違っていましたね。
暴走しては謝るの繰り返し。他の芸能人の不祥事を批判する資格など、どこにありましょう。
スポーツ新聞の見出しを予想
なんだかんだいっても、どんな長寿番組でも必ず終わりが来ます。「8時だよ!全員集合」だって「笑っていいとも」だって、終わったのです。
テレビ番組「アッコにおまかせ」が終了するとき、スポーツ新聞はどんな見出しを付けるでしょう。
和田アキ子さんに対する批判的な意見が大きくなったことによる番組終了であれば、間違いなく「アッコにおまかせできない」と打ってくるでしょう。
人間ですから、いろいろ問題はあるにせよ、若いころに苦労を重ねて、歌手として評価された人なのですから、そちらのほうに視聴者の関心が向くように、所属事務所も手助けしてほしいと思いますね。
久しぶりにお仕事ご一緒したテリーちゃん‼️テリーちゃんは博学だし話が面白い😆 pic.twitter.com/EK9DfOBTHD
— 和田アキ子 (@wadasoul2015) November 10, 2019
PS これまでも更新が滞ることがあった公式ツイッターですが、2019年11月10日を最後に、既に2か月以上も投稿がありません。ほんのちょっとだけ心配です。(2020年2月7日現在)
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