筆者が住む北海道にも遅ればせながら夏がやってまいりました。
週末の買い物に訪れたドラッグストアーで“冷やしカップ麺”各種が山積みされていたので、ついつい購入してしまいました。 さっそく実食レポートです。
攻めるカップ麺メーカー「大黒食品工業」
この“冷やしカップ麺”を作っているのは、大黒(だいこく)食品工業。群馬県佐波郡玉村町に本社を置き「大黒」、「マイフレンド」や「AKAGI」といったカップ麺ブランドを持つカップ麺・袋麺の製造メーカーです。
大黒食品の「冷やしシリーズ」は、夏季期間販売商品。
今回、購入したのは、下記の4種類。いずれも98円(税抜)の特売価格でした。
・大黒 冷し中華 醤油だれ
・大黒 冷したぬきうどん
・大黒 冷したぬきそば
・大黒 冷し中華 ごまだれ
この中から、「大黒冷し中華 醤油だれ」を食べてみることにします。
「大黒 冷し中華 醤油だれ」実食レポート
爽やかなパッケージ
「大黒 冷し中華 醤油だれ」は、「りんご酢の効いたはちみつ入りのたれさわやかな美味しさ」というキャッチフレーズ。食欲が減退する暑い日に、この爽やかなパッケージに救われたような気分になります。
カロリーはこんなもんでしょう。塩分が少ないのがうれしいですね。
湯切りのあと冷水でシメるのが特徴
カップ焼きそばと同じ要領で調理します。ただし、湯切りのあとに冷水を2回通すのが特徴です。
「冷やし中華スープ」、「からし」、「たまご・ごま・刻み海苔」が付いてきます。
お湯を入れて3分待ちます。湯切りしたら冷水を入れて捨てること2回。 決してフタの上でスープを温めたりしないでくださいね。
具が無い冷やし中華に困惑
完成の図です。かやくの「たまご・ごま・刻み海苔」がアクセント。
「いただきまーす」。
麺はいわゆるカップ麺の麺ですが、冷やしたので、そこそこにコシがあります。スープ(タレ)も悪くありません。 しかし、どうにもこうにも、ジャンクな感じがするのはどうしてでしょう。
そうか!こういうことか!「そもそも具の無い「冷やし中華」なんて!」
最近でこそ「冷やしつけ麺」という概念が存在しますが、“具の無い”冷やし中華なんて、それって、まだ、料理の途中じゃないですか。
具を乗せてみた
・・・ということで、乗せてみました。立派な冷やし中華になりました。
うん、普通の冷やし中華です。美味しいです。
「大黒 冷し中華 醤油だれ」の評価
ここまでやるなら、生麺を購入すれば良いんじゃないか、という気もしますが、この商品は、常温で日持ちする、というのが利点でしょうか。
“具が入ってこそ”の冷やし中華にとってカップ麺というアプローチは冒険であり、まだまだ冒険の真っ最中という気がします。
「昔こんな商品があったんだぞ」と都市伝説化する可能性もある「冷やしカップ麺」。挑戦を続ける大黒食品工業さんにエールを送りたいと思います。
参考動画
世の中には物好きさんがいらっしゃるもので、この商品を動画でレポートしているyoutubeがありましたので、ご紹介します。