前川清さんが悪いわけではありません
私は、ずーっとスッキリしない気分でした。
前川清さんに「氏」を付けようとすると、「まえかわきよしし」となります。
最後の「しし」と連続するところが、なんともスッキリしないのです。
子どものころから、ずーっとそう思っていました。
「前川キヨ」さんだったらどうなるのか
そこで、「キヨ」という名前だったらどうかと考え見ると「キヨ氏」になり、まるで「きよし」さんを呼び捨てにしているように聞こえるのです。
「ひろ」という名前の場合も「氏」を付けると、まるで「ひろし」さんを呼び捨てにしたように聞こえますね。
語尾が「し」で終わる男性の名前は多い
考えてみると、、語尾が「し」になる男性の名前って意外と多いのではないでしょうか。
それに比べて、敬称や呼び名として使う「さん」、「ちゃん」などが語尾に来る名前といえば、「柳家小さん」と「アグネスチャン」くらいしか思い当たりません。
「ひろ」「ひろ氏」「きよ」「きよ氏」「やす」「やすし」「かず」「かずし」・・・
うーん、このイライラは何とか解消できないものか。
実在する「前川きよ」さん
沖縄お悔やみ情報局によると、2017年3月19日に前川キヨ氏が104歳の天寿を全うし永眠しました、というお知らせが掲載されていました。
ネットの電話帳によると某首都圏や九州にも「前川きよ」さんがいらっしゃるようです。
Pixivには、「宝石少女 前川キヨ」というキャラクターが投稿されています。
彼らも「氏」を付けて呼ぶと「清」さんと間違われるのです。
なんとか解消法は無いものでしょうか。
変化しつづける日本語
日本語というのは、時代とともに微妙に変化してきています。
「新しい(あたらしい)」でさえ本来は「あらたしい」だったというではありませんか。
もしかしたら、「おっぱい」だって、いつか「ぱいおつ」という言葉の方が主流になるかもしれません。
「氏」は「うじ」という呼び方で統一すれば良い
そう考えると、このイライラの解消法としては、「氏」を「し」ではなく「うじ」と呼んでみることが最適であるように思えます。
一般的に「し」と読んでいたものを、「うじ」が一般的になるように読み替えていけばよいのです。
そうだ「うじ」だ。「ひろ」さんは「ひろうじ」といえば誤解が生じない。「きよ」さんは「きようじ」と言えば「きよし」さんと間違われない。
我ながら、良いアイデアだと思う今日この頃。
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