北島三郎さんの次男である大野誠さんが亡くなったことが報じられています。
大野さんは、北島三郎さんが歌うテレビアニメ「おじゃる丸」の主題歌の作者。
死因は、肝臓の病気に起因する心不全。51歳の若さだったといいます。
おじゃる丸にまつわる不吉な噂
#おじゃる丸 とは
なまえ「坂ノ上おじゃる丸」5さい。
千年まえのヘイアンチョウにある妖精界の貴族、坂ノ上家のひとりむすこでやんごとなきみやびなお子さま。和歌や蹴鞠などみやびなことが得意。
めずらしいものを見つけてはエボシにいれて集めている。カズマのママがつくったプリンが大好物。 pic.twitter.com/Niy8X2nRT9— NHKアニメ (@nhk_animeworld) 2017年12月27日
「おじゃる丸は呪われている」という噂
さて、「おじゃる丸」をめぐっては「このアニメは呪われているのでは」といった噂があります。
それは作者の犬丸リンさんの自殺、声優として出演していた小西寛子さん周辺での事件、そして今回の大野誠さんの死が、「おじゃる丸関係者の一連の不幸」として語られているからです。
この噂は本当でしょうか。
原作者犬丸リンさんの自殺
「おじゃる丸」はEテレで1998年10月5日から放送されている子供向け人気アニメですが、作者である犬丸リンさんが2006年に自殺という形で亡くなるという不幸がありました。
それは、2006年9月10日、自宅マンションの14階からの飛び降りでした。享年48歳。
母親に宛てた遺書には「仕事のことで悩んでいた」という趣旨が書かれていたそうです。 2ちゃんねるに書き込まれた心無い誹謗中傷が原因だったとも言われていますが、本当のことは分かりません。
彼女がマンションから飛び降りた9月10日が自殺予防デーだったことはあまりに皮肉です。
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声優の小西寛子さんに対する名誉棄損事件
2016年には、「おじゃる丸」に出演した声優でシンガーソングライターの小西寛子さんがインターネット上で中傷され、ツイッターに書き込んだ男が罰金10万円の略式命令を受けるという事件が発生しました。
後にiTmedia等の他記事から、犯人はアニメ記事を書くライターの@animeseiyuという人物であることがわかったそうです。
小西さんをめぐっては、デビュー初期の頃に起きたマネジャーによる「暴行事件」を発端に、身辺で何らかの確執が続いていたことが報じられています。
このことから、ネット上の誹謗中傷が絡んでいるという共通点はありますが、犬丸リンさんの事件との関連性は無いのではないかと考えるのが自然ですね。
関連性は無いとはいえ・・・
そして、今回の大野さんの死は、肝臓病が原因だったとのことで、上記2件との関連性は全くなさそうですが、楽しいアニメ番組の裏側で、悲しい出来事が続くとは、なんとも複雑な気持ちにさせられます。
大野さんにおいては、まだまだこれから活躍できたアーティストでしょうし、個人としても楽しく穏やかな人生がたくさん残されていたはずです。
とにもかくにも、大野誠さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ネット上にあふれる心無い書き込みに対してひとこと
以上の2つの事件ついては、ネット上の心無いかきこみ、誹謗中傷などが絡んでいるようです。 自分の姿が相手に見えないことをいいことに、つい気持ちが大きくなってしまう気持ちはわからなくもないですが、不特定多数が目にするネット上に自分のことがマイナスイメージで晒されることの苦痛を今一度考えてほしいものだと思います。
このような書き込みをする人は、現実社会ではえてして自己表現・主張が下手でおとなしい人が多いと言われています。 現実社会での不満に対する社会への仕返しのつもりだったら、今すぐ、それが得策でないことを自覚してください。
ほんの一時的な優越感のために、あなたは、人間ではなく冷酷な悪魔へと変貌しているのですよ。
現実社会で自己表現・主張が下手でることに起因して悩みが大きくなっているのであれば、得意のネット上では、プラス思考の自己表現・主張をなさってみてください。
現実社会では、認められなかったあなたにも、ネット上では共感があつまることでしょう。 そのことが自信となり、現実社会でもうまく世の中を渡れるようになることを、筆者も応援させていただきますよ。
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